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腹腔鏡下胆のう摘出術

肝臓で造られた胆汁(消化液)は胆管を通って十二指腸に運ばれます。胆のうは胆汁を貯めておく袋で、胆管胆のう管でつながっています。胆のうの中で、胆汁の成分が固まって石ができるのが胆のう結石です。

腹部に4ヶ所穴を開けて、手術器具を出し入れするための器具を挿入します。
おなかの中に二酸化炭素ガスを注入し、風船のようにふくらませ、カメラで中をのぞきます。

テレビでおなかの中の様子をみながら手術します。

 

へその下の穴から内視鏡を入れておなかの中をのぞいたところです。

胆のうと胆管をつなぐ胆のう管に金属クリップをかけて総胆管から胆のうを切り離します。
(この金属クリップは一生残りますが身体に無害です)

肝臓から胆のうを剥離して胆のうを取り出します。

 

 

腹腔鏡下胆のう摘出術は、傷が小さいので術後の傷の痛みが少なく、術後の回復が非常に早いため、術後2日目から食事ができ、開腹手術より早く退院できます。
最近では、朝入院して手術日の夕方?夜に退院する日帰り手術を行っている病院もありますが、患者様の負担が大きく、当院ではあまりお勧めしておりません。
退院日は患者様のご都合にあわせて、ご相談の上決めさせて頂いております。ゆっくり入院されたい方は、手術後7日目に抜糸して、8日目に退院されます。早めの方で3〜4日で退院される方もいらっしゃいます。
 
 腹腔鏡下胆のう摘出術は、すべての胆石の方にできるわけではありません。ひどい胆のう炎を起こした後や、胆のう管と胆管の形が特殊な場合には、大きく開腹して手術した方が安全です。
無理に腹腔鏡で手術しようとする方が危ない事があります。
まず、安全が一番大事だと思います。

 手術についてご質問がございましたら、遠慮なく当科の医師にお尋ねください。

文責:外科 太田俊介

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